震災の被災者が語る!ライフラインが途絶えた過酷な生活っぷり

被災者Rさん

当たり前のようにある「電気」「ガス」「水道」。そんな私たちは、とても恵まれた生活をしていることを、忘れかけています。

そのため災害でライフラインが止まるということを、想像できないかもしれません。

東日本大震災で、ライフラインが止まる苦しい生活を送ったわたしの体験談をご紹介します。

ライフラインが途絶えた生活は想像以上に不便だった

地震に遭って一番つらく感じたことは、ライフラインが使えなくなると日常生活が本当に不便で過酷だという事です。

地震が起きた瞬間からか、どのようにライフラインが停まっていったのか記憶が定かではありませんが、結果的に水道、電気、ガスの全てのライフラインが止まりました。

水道が止まるとお風呂に入れません。料理を作るのにもレシピが限られますし、皿も洗えないのです。そして電気が止まると暗いところではロウソクが必要になります。特に困ったのは、夜中のトイレ。暗い時にトイレに行く時には懐中電灯が必要でした。

ライフライン停止で特に困ったのが断水

水は2週間~1ヶ月くらい止まっていたため、給水を頼りました。

食事の水は小学校で給水をしてくれていたので、かなりの人が水をもらうために、ずらりと列を作って並びました。しかし、食事に使う水以外は川の水の使用を余儀なくされました。トイレを流すときには川の水を汲み、糞尿を流したのです。

冷蔵庫が使えないので食料を手に入れても保存できない

そして、地震が起きたばかりの数日は、食料品はカップラーメンやスナック菓子くらいしか入手できませんでした。

もし仮に、生鮮食品を入手できたとしても、電気が止まっているので冷蔵庫や冷凍庫も動かず、保存することもできません。インスタント食品で命をつなぐ日々が続きました。

ライフラインが止まった生活で意外に役立ったアイテム

そんな不便な日々の中、石油ストーブが重宝しました。石油ストーブは、石油を入れておけば電気を使わずに火を起こせる暖房機器です。

石油ストーブは、ガスがとまり、お湯を沸かせない時に役立ちます。火を起こすことができれば、カップラーメンに使うお湯も沸かせるうえ、体を温めることもできる一石二鳥な素晴らしい家電です。

石油ストーブは、エアコンやファンヒーターなどの暖房機器に負けてしまい、一般家庭で見かけることが少なくなりましたが、災害時にライフラインが停まることを考えると、電気を使わずに使用できる家電はイザというときに1台は用意しておきたいものです。

食べ物さえあれば乗り切れると勘違いしていた被災生活

わたしは食料以外のものは、なくても何とかなると思っていました。確かに家電製品等がなくても死に直結することはありません。しかし、生活には多大な影響があります。我が家は幸い地震が直撃したと言うわけでなく、津波もなかったので行方不明の心配はなく、職場からすぐに家族の連絡が取れて無事でした。

しかし、家族に何か問題があった人たちは、休みたくても休めない状況になったのではないでしょうか。そんなパニックに陥った時に、何も準備がなくては、絶望してしまいます。

ライフライン停止で体の弱い人が心配

ライフライン停止で心配になるのは、体の弱い人の生活を守れないことです。特に、身近にお子さんや老人がいる場合は、不便どころか過酷な生活を強いられるでしょう。何せミルクを飲む水、薬を飲む水すらないのですから。

知人のお婆ちゃんの話ですが、地震があってから精神的に体調を崩したらしく、やはりお年寄りに避難生活は過酷です。ご年配の方は、体調に気をつけたほうが良いと思います。

ライフラインが止まる苦しい生活、生活が不便だったとか、辛い思いをしたとか、そんな話ではありません。とにかく何とかその日を生き抜くことだけで精一杯な日でした。この体験をぜひ、みなさまに知っていただきたいと思った次第です。

あつき

貴重なお話、ありがとうございました!

わたしも1週間ほど、ライフラインが停まった生活を体験しましたが、電気がついた日は号泣しました。この経験を忘れることなく、備えを徹底していきたいと思います!

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