ゲリラ豪雨対策について!車内で集中豪雨に遭ったときの避難法とは?

温暖化などの影響により、日本でも天候が急激に変化する事態は珍しいことではなくなっています。ゲリラ豪雨と呼ばれる、短時間に大量の雨が降る現象も頻発するようになり、場合によっては大きな被害をもたらすこともあるので注意しなければいけません。急な天候の変化によるトラブルを避けるためにも、ゲリラ豪雨の特徴や安全対策について学びましょう。

ゲリラ豪雨時を見極める雨の強さと逃げるタイミング

一般的な夕立とは大きく異なる集中豪雨。

ゲリラ豪雨は事前の予測が難しい、局所的な集中豪雨を指す俗称です。局所的な大雨と言えば夕立がありますが、発生する時間帯が夕方に限られている夕立とは異なり、ゲリラ豪雨は発生時間を問いません。

地表付近と上空の極端な温度差が発生原因という共通点はあるものの、ゲリラ豪雨の場合は車の排気ガスや室外機の放熱による気温の上昇が影響しているため、季節や地域、時間帯を問わず発生する傾向があります。ゲリラ豪雨は非常に短い時間の間に雨雲が発生するため、快晴の状態でも油断はできません。数分程度で空が雨雲に覆われるケースもあることから、少しでも雨雲が見えてきたら注意する必要があります。

ゲリラ豪雨の強さについて

気象庁では雨の強さと降り方の情報を公開しています。

1時間の降雨量を5段階に分け、それぞれの予報用語や影響を説明していますが、第3段階に当たる「激しい雨」の用語が使われる状態になったら安全な場所へ避難するのが正しい選択と言えるでしょう。激しい雨とされる場合の降雨量は1時間に30ミリ以上から50ミリ未満であり、バケツをひっくり返したような雨と言われる降り方が特徴です。

傘を使っても体が濡れてしまう他、雨水の多さから道が川のような状態になることもあります。走行時にタイヤと路面の間に水の膜が生じてブレーキが利かなくなるハイドロプレーニング現象も起こるため、強く叩きつけるような降り方が数分以上続く場合は注意しなければいけません。ゲリラ豪雨が発生しやすい夏の時期は、常に防災グッズを持ち歩き、万が一の事態に備えておきましょう。

ゲリラ豪雨被害から身を守る対策グッズ

それでは、ゲリラ豪雨から身を守るためのアイテムを順番にご紹介していきます。

カッパやレインコート

屋外を歩いている時にゲリラ豪雨に見舞われたら屋根のある建物へ避難するのが正しい判断ですが、そこまで移動するのにずぶ濡れになってしまう事態は避けたいものです。

そのため、日頃からカッパやレインコートを携帯するのが効果的な対処法になります。コンパクトに折りたたまれている製品も多く市販されているので、サイズの合う製品を携帯しておけばゲリラ豪雨が発生した際もずぶ濡れになる事態だけは避けられるでしょう。

非常食

乾パンや缶詰などの非常食は地震の時の備えというイメージがありますが、ゲリラ豪雨の被害に遭った際も役立ちます。局所的に大雨を降らせるゲリラ豪雨は土砂崩れや地滑りなど、道路や線路を寸断する被害をもたらすおそれがあります。台風の被害と同様に特定の地域が孤立する可能性は否定できません。

万が一、ゲリラ豪雨によって交通網が寸断されると行き来ができない状態に陥ってしまいます。そのような事態に備え、食料品の備蓄は必要と言えるでしょう。人によっては医薬品や衛生用品も非常食と同様に備えておくことが重要になります。

緊急脱出用ハンマー

車を運転している最中にゲリラ豪雨に見舞われた際、車外へ脱出するのに必要な道具です。

車が水没すると水圧によってドアを開けることができなくなり、そのままの状態でいると溺れてしまいます。脱出用ハンマーは鋭く尖った形状なので、力を入れなくても車の窓ガラスを割ることが可能です。カー用品店やホームセンターで販売しているので、座席に座る人数分のハンマーを用意するのがドライバーの責務と言えるでしょう。車が水没した時にすぐ使うことが重要なので、ドアポケットなど手が届く位置に置くことを心がけます。

運転中に車内でゲリラ豪雨に遭遇したら?

もし、運転中に車内でゲリラ豪雨に遭遇したら、どのように避難すればいいのでしょうか。

事故に繋がる高速走行は厳禁

運転中にゲリラ豪雨に遭遇した場合、早くこの地域から抜け出すのが正しい方法のように思いがちです。しかし、激しい雨が降っている時にスピードを出して走るのは非常に危険です。雨で視界が悪くなっている他、濡れた路面でタイヤがスリップすることがあります。走行中に雨水がエンジンに入り込み、エンストを引き起こす可能性も否定できません。

安全な場所で停車するのが基本

ゲリラ豪雨の中で車を走らせるのは非常に危険です。できるだけ安全な所を選び、ハザードランプを点灯させた状態で停車するのがもっとも安全な対処法と言えるでしょう。

その際は川沿いやアンダーパスなどは避け、高台など雨水が溜まりにくい場所を選びます。安全な場所まで移動する必要がある場合は低速で走る他、日中でもヘッドライトを点灯させることを忘れてはいけません。ゲリラ豪雨が発生している地域は厚い雨雲が空を覆っているので、日中でも非常に暗くなっているためです。

まとめ:自分の命を守るためにも安全第一を厳守する

ゲリラ豪雨は短時間で収束する自然現象。

ですが、そのわずかな時間の中で大量の雨が降ることにより、時には甚大な被害をもたらすおそれもあります。しかし、正しく対処することによって被害を最小限に抑えることは決して難しくはありません。自分の命を守るためにもゲリラ豪雨の特徴や危険性を正しく認識し、適切に対処することが重要になります。

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