このページでは、雹(ひょう)被害に備えるために雹を体験した人のお話を紹介します。
雹(ひょう)害とは?春と秋に発生する怖い災害
雹(ひょう)害とは、直径5mm以上の氷の固まりが降ってくることです。ちなみに5mm未満の氷塊のことを「あられ」と言います。
ひょうは、5~6月と10月に降ることが多く、大きいもので野球ボールほどの氷塊が降ってくることもあります。しかも、ひょうは時速120kmで降ってくることもあり、車両や窓ガラス、農作物にも被害を出してしまうほどです。
そんな雹害に備えるためには、何が必要なのでしょうか。
帰宅中にとつぜん雹(ひょう)が降ってきた体験談
自然災害は本当に怖いです。中でもこれからの時期、気になってくるのは「雹(ひょう)害」。そんな、雹に遭遇した私の体験談を紹介します。
自然の驚異を前に恐怖を感じた
13~14年前の話です。私は当時、千葉県の成田空港近辺に在住しておりました。その時に、未だかつてない程の自然の驚異を感じたことがあります。
1番上の子どもが丁度幼稚園に通っている年齢で、子どもと自宅にいたときに、それは起こりました。
お昼ごろに物凄い雷雨になり、今まで見た事もない程の稲光や雷の音が鳴り響きました。その雷雨は、すぐにおさまると思っていましたが、かなりの時間続いていたのです。
そうこうしているうちに、何やら外で「ゴツッ、ゴツッ」っという、何かが玄関の扉に当たっている音が聞こえてきました。
大きな塊で降ってきた雹!外に置いてあった車がボコボコに
外に出てみると、なんと結構な大きさの氷が空から降っていたのです。そうです、まさに雹(ひょう)が降ってきたのです。
時間にすると、これもまた結構降っていた感覚があります、突如車の事が気になりました。 当時はアパート住まいで駐車場は外、車に直接ヒョウがあたっているなと思いどうしようと一瞬思いましたが、この天候では車を移動することも出来ません。
外の状況からして、すぐにあきらめてしまいました。 正直、命の方が大事ですから。天候がおさまり、車の状況を確認したところやはりボコッボコッと言う跡が残っていました。
被害の大きさに呆然としてしまった
周りを見ると、隣家の車もすべてそのような状況でした。頭の中ではこんなことは想定外でしたので、ただ呆然と「これって車の保険って使えるかなぁ」「多分無理だろうな」など、そんな考えがぐるぐると頭の中で駆け巡っていた記憶を思い出します。
このことは、夕方のニュースが流れておりましたが、やはりどこのお宅も車の被害は大きかった様子でした。
雹害に備えるために必要なこと
あれから大分年数も経ちました。あれほどの天候の悪さには遭遇こそしてはいませんが、時折また様々な注意報や警報が出されます。
備えあれば憂いなしと言うことわざのように、「自動車保険」「非常食」など思いついたら必要な物は準備するというような対策をとっています。
雹害から子供を守るために必要なこと
突然、氷の塊が降ってくる「ひょう」。ひょうは小さい子供にとっては、凶器ともなり得ます。時には避難や傘さえ間に合わないほど、早く降ってくることもあります。そんなひょうから身を守るため必要だと感じたものを紹介させてください。
子供にひょうが当たりミミズ腫れに
先日、子どもの幼稚園のお迎えに行き、子どもを連れて帰る時に、ひょうの被害に遭いました。
普段は自転車で迎えに行っているのですが、雨が降っていたため歩きだったので、すぐさまよそのお宅の玄関の軒先に入らせてもらいました。
けれど、ちょうど子供の頬にひょうが当たったらしく、赤くミミズバレのような状態になっていました。
大粒のひょうが、あっという間に積もってきたので、傘では間に合わない感じでした。思った以上の大きさで、それが横殴りな感じで降ってきたので、軒先でも怖かったです。
ひょう被害から身を守るために必要なこと
もし、あなたが外出先でひょうに遭ったとしたら、以下の2つの行動がおすすめです。
- 屋内か軒下に避難
- ガラスの側にいかない
ひょうの被害に合わないためには、とにかくひょうが降ってきたら、軒下かどこか屋内に避難することです。頭に当たると大けがをする恐れがあります。すぐに頭を持っている鞄などで保護して、屋根のある場所に避難すべきだと思いました。
それと、屋内に入っても、割れやすい窓ガラスのそばなどには寄らないようにしましょう。ひょうは硬くて結構鋭いので、窓ガラスを割ることもあります。
余力があれば自宅の補強を
もし経済的に余力があるのであれば、自宅の補強もおすすmrです。最近は、ひょうのような災害がまれに起こるので、自動車や自転車の損壊を防ぐために、出来るだけガレージに屋根を付けた方がいいです。
しかし、古いトタン屋根は屋根を突き破る可能性があるので、このような事態を想定して、補強するなど対策をとると良いと思います。
まとめ
貴重なお話ありがとうございました。
ひょうは、一回でも当たると大けがをしてしまう怖い災害です。また屋内にいても、被害に遭う可能性もありますので、速やかに頑丈な建物内に避難しましょう!